シュヴァリエ (1)

シュヴァリエ(1) (マガジンZKC)

シュヴァリエ(1) (マガジンZKC)

舞台は18世紀フランス、パリ。ゴスロリ衣装を身に纏う少し訳ありの女騎士と異形の怪物と化した人間、詩人との戦いを描いた作品。
オカルトチックな世界観と独特の濃い描線の画風がマッチしていて良い感じ。まあ絵柄に関しては好き嫌いがハッキリ分かれそうな気がしますが僕は結構好みです。
迫力のある戦闘場面は見所がありましたが、イマイチ盛り上がりに欠ける感じがするのは否めない。けれど様々な伏線が散りばめられているし、この巻のラストには敵の親玉らしき人物も登場。次巻に期待ですね。
読んでいて一番驚いた事は漫画描いている夢路キリコさんが女性だったことかな。裏表紙に写真も出ております。かわいい顔してこんな作風とは・・・う〜んミステリアス。