仮面ライダー響鬼 最終之巻「明日なる夢」

それが君の響き

鬼になることだけが俺の弟子になることじゃない
・・・よく鍛えたな、明日夢

前回からのオロチを鎮めるシーンがいきなりカットされていて吃驚しましたが、最終話まるごとエピローグにする展開は悪くない。まあ明日夢の子供救出劇が無理矢理感丸出しだったり所々ツッコミどころはありますけどね。京介変身体の登場は無くてもよかったのではと思いましたが、よくよく考えるとこの一年間の成長の証なんだよなあ。ヘタレでどうしようもないヤツだったのに・・・。しかも鬼になるのはヒビキさんよりも早い最短記録付き。頑張ったんですね(笑)
元々悪(魔化魍)を滅ぼすといった内容よりも明日夢君の成長を描いたこの物語。設定上消化してない伏線は消化しないままだったり不完全燃焼感じがしないではない。というよりワザとそうした感じがしますけど。 結局のところ、人間が生きていく事の難しさや自分らしく生きていくことの大切さといった事がラストのヒビキさんと明日夢君の対話にこの物語のすべてが凝縮されてるんですよね。てな感じでしっかりした終わり方だったと思います。
さて来週からは仮面ライダーカブトが始まります。仮面ライダー生誕35周年ということで、王道に立ち返り昆虫をモチーフにしたものに。どうなるものやら・・・。