LIAR GAME (1)

LIAR GAME 1 (ヤングジャンプコミックス)

LIAR GAME 1 (ヤングジャンプコミックス)

拾った100円玉を交番に届ける。今時珍しいバカ正直な女子大生、神崎直が主人公。ある日突然、彼女宛てに一億円が届けられ「ライアーゲーム」というとんでもないゲームに巻き込まれる。 ゲームのルールは簡単で指定された相手と一億円を取り合う。騙された方が負けというただそれだけの事なのだ。人を疑うという事をしない性格が災いし、まんまと騙されてしまった直の前に天才詐欺師の秋山が現れる。はたして直はこのゲームから抜け出すことができるのか?
憎らしいほど嫌〜な表情、騙され途方に暮れる表情、罠にかけた相手を見下す表情など各キャラの描写が豊かで素晴らしい。さすがは人間の心理の描写がピカイチの甲斐谷忍といったところ。第一巻では描かれていませんがこの後別のゲームが登場し、更なる広がりを見せようとしています。今後の展開が非常に楽しみな漫画です。ただ雰囲気が『カイジ』に似てるんだよなあ、いい意味でも悪い意味でも。後者はどうしても比べてしまい迫力が無く感じてしまうという事から。